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難民映画祭

仕事帰りにドイツ文化センターへ。

Photo

今回第3回を迎える難民映画祭に行ってきました。

これは6月20日「世界難民の日」~27日まで開催されています。

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(パンフレット参照)

Refugees-Thehuman Side 難民―ひとりのドラマ

難民映画祭について

世界各地には、迫害や紛争を逃れ、故郷を追われて避難生活を強いられている難民・避難民などが3300万人います。「難民映画祭」は日本でひとりでも多くの方に難民問題への認識を高めていただくため、UNHCR駐日事務所が年間を通じて行っている取り組みのひとつです。

2006年に開始以来、世界のあらゆる地域で生きる人々の希望、失望、そして力強さを描いた映画やドキュメンタリーをお届けしています。「世界難民の日」と時を同じくして開催となる第3回の本年では、「難民―ひとりひとりのドラマ」をテーマとして、100本を越える応募作品の中から選りすぐりの作品をお届けします。

難民を「助けを求める多くの人々」としてではなく、困難の中たくましく生き抜く「ひとりひとりの人間」として描いた映画をできる限り多くの皆様と分かち合えることを願っています。

「難民映画祭」は、企業・団体・個人の皆様からのご協賛・ご協力やボランティアの活動によって運営されています。またUNHCRの難民支援活動事業は、各国政府からの任意拠出金や民間からのご寄付によって支えられています。

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自分が観て来た作品は、6/25の17:30~

●庇護 Asylum (ドキュメンタリー)

監督ルンビ・カテッザ イギリス(2007) 音声なし 5分

スーダンからイギリスへ庇護を求めにきた女性。でも過去の多くの悲劇がトラウマのように彼女にとらわれ続けるというショートショートフィルム。音声もなく、5分というフィルムなので逆に心にグサッとくる内容でした。スーダンの悲劇、アフリカとヨーロッパの関係が考えせられる作品です。

●「パラダイス」ヨーロッパ I Broke My Future-Paradaise Europe (ドキュメンタリー)

監督カルラ・グネッシュ ドイツ(2007) 音声ドイツ語 字幕日本語・英語 80分

アフリカから命がけで逃亡して、「楽園」を追い求めベルリンへ辿り着いた庇護希望4人のドキュメンタリー 。しかし現実は彼らが想像していた生活とは逆の現実。本来は地方にある収容施設での生活が義務付けられている彼らは、受給があるときのみ施設に戻り、あとは都会で生活をする。そこでの生活は本当につらい現実がある。一見白人とも共存しているように見えるが、やはりそこには一線ある。毎日クラブに足を運び、年齢がずっと高い白人女性たちと時間をすごすシーンなどは一種異常な光景に写った。安心させるために家族には「パラダイスだよ。何も問題はない」と告げ続ける。「自分達は恋愛も自由に出来ない、ただ普通に生活したいだけ」と言うシーンは本当に悲しいシーンだった。日本も中東やアジアの方々の永住権問題が取りざたされることがあるが、それよりもはるかに困難な状況の庇護申請者たちの現実が心をえぐる作品です。

Dsc01518 上映後、ベナン共和国のゾマホンさんが会場に来ていてお話を聞けました。彼曰く、やはりアフリカ人にとってヨーロッパ人は奴隷制度とってきた歴史もあり、その根はいまでも深いんだなと感じました。そして日本人の無知について、マスコミと日本のトップの責任が重いと語っていました。まったくそのとおりだと思います。

昨年夏に開催された「シネマ・アフリカ」というイベントがあったのですが、あれはアフリカ人によるアフリカ問題を訴える映画際でした。それはそれでかなりリアルな現実が描かれていたのですが、今回の「難民映画祭」は多くが先進国の監督によって作られた作品でしたので、また違う角度からの世界の現実が捉えられていて、先進国のエゴが強烈に身に染みた感じです。

さてここで、ご存知の方も多いと思いますがUNHCRについて。日本名は「国連難民高等弁務官」。1950年に設立された国連の難民支援機関です。世界には内戦や戦争に巻き込まれたり、宗教や人種、政治的な立場が違うといった理由で迫害を受け、生命の安全を脅かされているために故郷かえあ逃げ出さざるを得ず、国際社会から保護と支援を必要としている人々がいます。安全な場所を求めて、国境を越えて他国に非難した人々を「難民」、国内の別に地域に非難した人々を「国内避難民」と呼んでいます。UNHCRは、これらの難民・避難民を国際的に保護・支援し、難民問題の解決に対して働きかけることを任務としています。その人道的活動に対し、1954・1981年にノーベル平和賞を受賞。スイス・ジュネーブに本部を置き、約110カ国で援助活動を行っています。1991~2000年まで、緒方貞子さんが第8代国連難民高等弁務官として活躍されていたことは有名ですね。

UNHCRの活動のことや国連難民募金に協力したい・興味がある方は、

http://www.japanforunhcr.org/

にアクセスしてみてください。

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コメント

いつも、ニュースや日テレの24時間テレビを見て思うこと:なぜ、人種が違うだけで、同じ人間同士が武器を持ち、啀み合わなくてはならないんだろうか。
地球上から紛争や戦争がなくなればいい。

難民の方たち特に小さい子供たちが、
一生懸命生き延びようとする姿を見ると、
何とも言葉では表せない位、
すごく心が締め付けられます。
早く地球上の全世界に、
平和がきますよーにbud
そして、幸せの印として、tulipがふえますよーにheart01

投稿: spy | 2008年6月26日 (木) 03時33分

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